おぎやはぎは酷評…今年の流行語大賞をテレビマンが予測 「憧れるのをやめましょう」はない、本命は?

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「ひき肉です」って何なの?

有吉:もうこれ、さすがに「誰が決めてんだよ」とか言うのやめるから。毎年、やくさんにも悪いから。

――審査員を務める漫画家のやくみつる(64)のことだ。そしてノミネート語No.1の「I'm wearing pants!(アイム・ウェアリング・パンツ)」について話し始める。

有吉:(とにかく明るい)安村 ね。こんなの誰が言ってんだよって話だよ! やくさんだろ!

――アシスタントから「今年は言わないって言ったじゃないですか」とツッコまれて、

有吉:まあいいじゃん。ワイドショーとかラジオとか、これがあると助かるよ。喋ることねえんだから。こういうのがあると助かるわ。ありがとうございます、やくさん!

――WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)の際に大谷翔平(29)が語った「憧れるのをやめましょう」は自身も100回以上は使ったという。また、「新しい学校のリーダーズ/首振りダンス」も流行ったと認めつつこう言う。

有吉:(30語を)見たらさあ、近年の中では結構、納得いくやつ多い感じ。「よくわかんねえな」みないなのより「あ、なんか知ってる」というのが多い感じするな。“強い”んだろうね、今年。

――報道とは言葉遣いが微妙に違う。そして「ひき肉です」を話題に挙げた。

有吉:いっぱい、いろんな人がやってるのを見たから知ってるんだけどさ、「ひき肉です」って何なの?

――最終的にはこれを年間大賞に推すのだが、投げやりだった。

「アレ」か「憧れるのは…」か?

「ここ数年、“本物の流行語”が少なくなってきているように感じます。『これ流行ったね』と誰もが納得するワードが減る一方、ネガティブなワードに嫌悪感を抱くケースが増えています」

 今年のネガティブなワードといえば、「新しい戦前」「頂き女子」「エッフェル姉さん」「NGリスト/ジャニーズ問題」「OSO18/アーバンベア」「性加害」「闇バイト」などだろうか。

「ネガティブなワードは年間大賞に選ばれることが少ないので、それ以外から選ばれるでしょうね」

 ちなみに昨年の年間大賞は、“史上最年少の三冠王”として大活躍したプロ野球・東京ヤクルトスワローズの村上宗隆(23)を表した「村神様」だった。では、今年の年間大賞を予想してもらうと……。

「阪神タイガースを38年ぶりの日本一に導いた岡田彰布監督(65)の『アレ(A.R.E.)』だと思います。今年は野球が盛り上がりましたし、明るい話題でもありました。『アレ』は10月から11月に流行ったので印象に残っていますし、進化版の『アレのアレ』も日常生活で使いやすく、ポイントが高いと思います」

 大谷の「憧れるのをやめましょう」も記憶に残る言葉だが、

「大谷は一昨年に『リアル二刀流/ショータイム』で年間大賞を受賞済みということもありますし、表彰式は欠席しました。本来は当事者や関係者が表彰式に出席することが条件とも言われていますが、あの時は欠席でも年間大賞を受賞させたかったのでしょう。やはり今回も大谷は出席するとは思えませんし、2度目はないのでは」

「アレ」の当事者だって、岡田監督しかいないのでは?

「岡田監督なら出てくれそうですからね。もし、どちらも出席できないとなった場合、『ひき肉です』の大どんでん返しがあるかもしれません」

 年間大賞の発表と表彰式は12月1日だ。

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