映画と食の批評家・三浦哲哉が「魚と日本酒」を愛する“意外”な理由とは?
魚と日本酒
『LAフード・ダイアリー』、『食べたくなる本』、『『ハッピーアワー』論』などの著作で話題となり、青山学院大学では映画批評・研究、表象文化論について教鞭をとる三浦哲哉さん。そんな、食と映画について熱く語る気鋭の批評家が、「うれしい買い物」といって真っ先にあげるのは……。
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「うれしい買い物」といえば、おいしい魚と日本酒を買うときだ。
なぜ魚と日本酒か。値段と品質がかならずしも比例しないところがうれしい。安くておいしいものを探す余地が大きい。...