大流行「インフルエンザ」の裏で深刻化する「薬不足」 臨床試験大詰めで注目を集める米モデルナ社「mRNAインフル・コロナ混合ワクチン」本当の評判
インフルエンザの流行拡大が止まらない。感染者の急増とともに、全国の小中学校では休校などが相次ぎ、今冬に新型コロナとの同時流行「ツインデミック」が起きる可能性も指摘されている。深刻化する薬不足の影響も相まって「流行の加速化」が懸念されるなか、米モデルナ社が開発中の新型「混合ワクチン」に期待が集まっているというのだが――。
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厚労省によると、インフルエンザ感染者数は約9万7000人(10月23日~29日の定点報告数)と、10週連続で増加。...