元楽天・一場投手が「職場不倫騒動」で訴えられていた 取材に「僕からはアプローチしていない」
「責任は持つ」と口説かれ
訴状によれば、一場氏は5月下旬の夜に30代半ばの女性と飲酒。「かなり酔っていたため、冷静な判断ができない中、被告からの執拗な誘いにのせられ」た女性は、タクシーで一場氏の自宅まで向かったという。
「その夜に関係を持った女性は翌朝、夫から掛かってきたテレビ電話で不倫を疑われます。彼女は同僚に“アリバイ作り”を依頼するのですが、結局は夫の知るところとなってしまいました」(同)
3児の母でもある女性は、「(一場氏とは)二度と会わない」と夫に約束させられたものの、一場氏に「責任は持つ。ぜひ会いたい」「子供たちにも会わせてほしい」などと口説かれ、6月にも2度にわたって関係を持ってしまったという。
「訴状で原告は『被告の不倫行為により、原告と原告の妻の間の夫婦関係は、それまでの幸福な家庭状態ではなくなり、極めて冷却する事態となっており、危機的状態となっている』と主張し、500万円の慰謝料を求めているのです」(同)
これに対し、10月31日に初めて開かれた口頭弁論で被告の一場氏側は、
〈第2回目及び第3回目の不倫行為など断じてしていない〉
〈(相手女性からは)夫婦間の関係は既に冷め切っており、自宅に居場所がないなどと聞いていた。原告の夫婦関係が危機的状態となっているとすれば、原因は被告によるものではない〉
と、全面的に争う姿勢を見せたのだった。
「僕に好意があったんじゃないですか?」
ちなみに一場氏は、この女性との問題を抱えながらも別の同僚女性と交際を始めている。原告側は一場氏と上司とのやり取りも証拠提出しており、その中で一場氏は不倫相手の女性を、
〈気持ちは正直、すごい好きとかはなかったです〉
などと評する一方、現在の交際相手を、
〈もう一回、結婚してもいいかなっていう気持ちになったのも初めてです〉
そうたたえていたのだった。職場を“炎上”させてしまった格好の一場氏に聞くと、
「事実がお互い相違しているので、弁護士を通してください。僕が悪者みたいに、向こうの言い分だけ書いたら訴えますよ。(相手の女性は)僕に好意があったんじゃないですか? 僕からはアプローチしていません」
そんな主張に、原告の男性はこう憤るのだ。
「当初は80万円の示談金で解決しようとしたのですが、一場さんからは返答がなく、訴訟を起こすことにしました。他人の家庭を崩壊の危機に追いやりながら、時を置かずに別の同僚と付き合い始めている。一場さんの態度は不誠実で許せません」