【独自】TKO木本武宏を騙したホストが「12億円投資詐欺」で逮捕 共犯者の「ソフトバンク部長」が直撃取材で語っていた「苦し紛れの反論」
ソフトバンクの責任は?
その後ソフトバンクは、10月19日付で清水・桝田両容疑者を懲戒解雇。そして、1年1カ月間の時を経て、今回の逮捕となったのである。
Aさんは逮捕後、こう懸念を語った。
「正義の鉄槌が下されたという意味においては良かったとは思っています。ただ、私たち被害者にとっては失った投資金が戻ってくるかが一番大事。森田容疑者からは今年の3月頃から毎月少額が返済され続けてきましたが、それが止まってしまわないかが心配です」
そして、ソフトバンクに対して次のような不満を述べるのであった。
「詐欺は会社の中で行われたのだから同社にも責任があるはず。しかし、今回の逮捕を受け、電話で問い合わせても『弊社は関与していないので使用者や監督者としての責任はありません。警察にいってください』と全く取り合ってくれません」
逮捕後、ソフトバンク広報部に改めて取材をすると次のように回答した。
「本件は極めて悪質な行為であり、重大な事案と受け止め、すぐに警視庁に通報し、以降、捜査に全面的に協力してきました。ただし、本件に関する元社員の行為は当社の業務外の行為であり、当社は一才関与しておりません」
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