阪神・日本一 岡田監督は早くも来季コーチ人事に着手 早大後輩・鳥谷敬氏の入閣はあるか
OBも全面バックアップ
鳥谷氏は19年オフ、現役生活にこだわり、千葉ロッテに移籍した。21年の引退なので現在の阪神にも「選手・鳥谷」を知る選手は大勢残っている。阪神退団の際、強引に引退を迫られたとされ、わだかまりもあると伝えられているが、今なら岡田監督が後ろ盾にもなってくれるはずだ。
「シリーズ終了後に来季の組閣に着手することになります。今後は岡田監督を交えての話し合いになるので、岡田監督の要望が強く反映されることになるでしょう」(前出・在阪メディア関係者)
上本氏は会見で今回のコーチ就任にあたって、岡田監督から直接誘われたことも明かしていた。シンプルに「いっしょにやろう」と言われたそうだが、日本一になったことで、人事権も掌握したとみていいだろう
「今回の優勝、日本一は球団OBに与える影響も大きいです。岡田監督はOBの最大派閥である吉田義男氏(90)のグループに属しています。これからはOBも全面的に岡田体制を応援していくことになります」(前出・同)
このオフは外野手と次世代の捕手の補強を挙げていたが、ドラフト会議の支配下ではその両方で指名が見られなかった。国内トレードや外国人選手の補強はこれからであり、そこでも“岡田監督の要望”が反映されるだろう。