岸田政権の肝いり「ライドシェア」は本当に安全か? 「性的暴行」に「殺人」まで起きていた導入先進国「中国」の“凶悪事件簿”
11月6日、内閣府・規制改革推進会議の作業部会で「ライドシェア」導入に向けた議論が本格的にスタートした。年内にも報告を取りまとめ、政府は来年度の予算編成に反映させたい意向だ。しかし他国で導入当初に起きた混乱や悲惨な事件については深く検証する気配は見られず、拙速な議論を懸念する声も上がっている。なかでも「ライドシェア先進国」中国で起きた“凶悪事件”の数々は日本に重い課題を突き付けているという。
***
一般の個人が自家用車などを使って有料で客を運ぶ「ライドシェア」は、これまでは「白タク」と呼ばれ、道路運送法で原則禁止されてきた経緯がある。...