「ジャニーズ問題」で岸田首相以上の影響力を発揮したサントリー新浪剛史社長に「10億円コンドミニアム私物化疑惑」が浮上

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コンドミニアム私物化疑惑

 新浪氏側はこうした報道に対して、「多分に事実に反する」と否定したうえで、「名誉が棄損された場合には、直ちに刑事及び民事上の法的措置を講じる所存です」と裁判をチラつかせているのだが、強い発言が強い反発を招きやすいのと似て、プロ経営者のパワハラとも取れる“強いリーダーシップ”には強い遺恨が存在するということだろうか、古巣からの告発は止まないようだ。

 激しいパワハラに続いて、飛び出したのは「ハワイ10億円コンドミニアム私物化」疑惑である。

 ローソン社長時代に同社名義で購入していた複数の高級コンドミニアムは一体何のためか。会社側は「保養所」と説明するのだが、当時を知る元役員らは、その見方を否定。新浪氏がプライベートで使うものという認識だったというのだ。新浪氏が社長を務めていた時期にハワイでは5戸もの不動産が購入されている。

 それは一体何を意味するのか。中編ではさらにこの「コンドミニアム私物化疑惑」について詳しくお伝えする。

デイリー新潮編集部

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