「普段からやくざとの付き合いをほのめかしていた」 貴乃花が知人に送った〈わたしはかたぎの血筋じゃない〉との“脅迫メール”の中身とは
「普段からやくざとの付き合いをほのめかしていた」
知人が打ち明ける。
「貴乃花はメグ社長の夫から、貴乃花道場の立ち上げに際して多額の資金援助を受けています。その設立会見の前日に、社長夫妻とも付き合いのある自分に対して、夫妻を間接的に“脅迫”するような荒っぽい文面のSMSを送ってきたので、心底驚きました。しかも、真偽は不明ですが彼は普段からやくざとの付き合いをほのめかしていましたから、なおさらただ事ではないと感じました」
何を怒っているのか理由もわからない。慌ててSMSに返事をしてなだめようとしたものの、元横綱からの返信内容はすべて要領を得ない。そこで会見当日、帝国ホテルの控室で貴乃花を捕まえて、直接真意を質したが、「はあ、すいません」などと述べるにとどまり、なぜそんなSMSを送ったのかについては終始口をつぐんだままだったという。
1150万円を請求
「社長夫妻もこの一件を把握していますが、夫妻はこれを不問に付しました。両者の関係は傍目にも良好そのもの。それだけに、今度の離反は夫妻にとって青天のへきれきだったでしょう」(同)
メグは目下、貴乃花の代わりに立て替えた一般社団法人貴乃花道場の運営費用約1150万円を貴乃花側に請求する構えを見せているといい、
「恩人に後ろ足で砂をかけるような、不義理な移籍の代償は高くつきそうです」(同)
しかしながら、貴乃花が恩義ある人間と突然、関係を遮断したり、もめたりしたのはこれが最初ではない。
例えば貴乃花の古くからのタニマチとして知られる、不動産総合商社「アルテカ」代表の野村紘一氏とも訴訟トラブルに発展するなど、一時期、険悪な関係に陥った。
「アルテカは1億7500万円の貸金や、中野新橋の元貴乃花部屋ビルのリフォーム工事代金の1500万円など、合わせて3億2500万円を貴乃花に貸し付ける形になっていました。貴乃花は中野新橋のビルなどをアルテカに譲渡して、債務を圧縮。それでもなお利息等を合わせると、21年時点で約2億8500万円の債務が残っていたのです」(同)
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