「普段からやくざとの付き合いをほのめかしていた」 貴乃花が知人に送った〈わたしはかたぎの血筋じゃない〉との“脅迫メール”の中身とは
かつて第65代横綱貴乃花は「不惜身命」という仏教用語で横綱昇進の決意を語った。その意味は“求道者が衆生を救済するため、自分の身命を惜しまずなげうつこと”。だが、実際の貴乃花は相撲道にまい進する一方、幾人もの恩人をうっちゃり続けてきたようにも映る。
***
【写真を見る】再婚相手の前夫である「元有名Jリーガー」とは?
発端は貴乃花こと花田光司(51)が一般女性(52)と再婚していたという「週刊文春」(10月5日号)の一報だった。記事中、貴乃花はお相手について「初恋の人」と明かしたほか、同居を始めているとも語り、世間はこれを慶事と受け止めた。
だが本誌(「週刊新潮」)が11月2日号で報じた通り、その裏ではある問題が持ち上がっていたのだ。
貴乃花と数年来親交を結んできた、さる芸能事務所関係者が言う。
「貴乃花の再婚相手は、かつてJリーグのヴェルディ川崎(当時)で活躍し、2018年11月に亡くなった藤川孝幸さんの元妻です。その息子の藤川誠人氏(26)が9月末、突然、貴乃花が業務提携していた芸能マネジメント会社Megu Entertainment(以下、メグ)に一通のメールを送り付けてきたのです」
それは今後、貴乃花の仕事に関する窓口は藤川氏に一本化されることになったとの一方的な通告だった。
「藤川氏はそのメールの中で『貴乃花事務所』の“所長”と名乗ったうえ、メグ側が貴乃花のために取り交わした企業広告の契約書の送付を求めてきたといいます。さらに来年1月末までメグとの間に業務委託契約が続いているにもかかわらず、肖像権の問題が生じるとして、メグのHPのトップページと所属タレント欄から貴乃花の画像や記載を削除するよう要求したのです」(同)
「相談はおろか報告すらしていない」
一方で、貴乃花は18年に日本相撲協会に引退届を提出する以前から、メグの女性社長の夫で、実業家でもある男性に公私にわたり世話になってきたのだという。
「貴乃花にとっては恩人と言ってもいい存在のはずですが、再婚話だけでなく事務所の移籍についても、相談はおろか報告すらしていないそうです。現在、貴乃花についているスポンサーは今後、すべて離れてしまうのでは……」(同)
実際、貴乃花は現在、ふるさと納税サイト「ふるなび」を運営する「アイモバイル」社と来年6月30日まで広告契約を結んでいるほか3社と広告契約中だ。
そのうちの1社が匿名を条件にこう語る。
「まだ、こちらには移籍についてなんの連絡もありません。広告契約自体は来年以降も残っているのでどうすればいいのか正直、戸惑っています」
[1/4ページ]