松田聖子の存在を懸念? 中森明菜、紅白出場の可能性を関係者に聞いてみると

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聖子と比べられると…

 芸能記者が続けて、

「9月のファンクラブ会報では、脚を組みながら椅子に座ってマイクに向かう写真が掲載され、来年のカレンダー発売の告知もされていました。12月中旬に40周年記念アルバムがリリースされることも決まっており、紅白歌合戦での本格復帰を望む声が高まっています」

 今年の紅白は「ジャニーズ枠」が大幅に減らされるとみられ、これに取って代わる“目玉”が不可欠である。さる芸能関係者は、

「明菜の直近の紅白出場は、ニューヨークから生出演した14年まで遡ります。世間での待望論はNHKも十分把握しており、実際に数年前から、担当チームを作って粘り強く出演オファーを続けてきました」

 というのだが、

「本人も紅白を復活の起点にしたいという思いは持っているものの、現状ではまだ声量に不安があり、また体調の問題がついて回るため、会場での歌唱は厳しいのではとみられます」(同)

 さらには、

「万全でないコンディションで出演するとなれば、もう一人の目玉となりそうな松田聖子と比べられて“衰え”を指摘されるおそれもある。その点も懸念しているというのです」(同)

 NHKに尋ねると、

「紅白歌合戦の出場歌手については、現時点では何も決まっていません」(広報局)

 一方、明菜の事務所は、

「現在も体調回復に専念させていただいております」

 晴れてファンの拍手を浴びる日は、到来するのだろうか。

週刊新潮 2023年11月9日号掲載

ワイド特集「戦争論」より

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