岡田阪神が38年ぶりに日本一! 過去10年の“地道なドラフト戦略”が栄光に繋がった理由

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生え抜きの選手がチームの中心

 阪神が11月5日、38年ぶりとなる悲願の日本一を達成した。レギュラーシーズンでは2位以下に10ゲーム以上の大差をつける独走での優勝で、ポストシーズンでは、日本シリーズこそ第7戦までもつれ込む大熱戦となったものの、パ・リーグを圧倒的な強さで勝ち上がってきたオリックスに競り勝って見せた。【西尾典文/野球ライター】

 優勝、日本一の要因はいくつもあるが、星野仙一監督時代の2003年、岡田彰布監督が前回指揮を執った2005年と比べて大きく異なるのは、生え抜きの選手がしっかりチームの中心となって勝ち取ったものであるという点だ。...

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