世界が憧れた「中銀カプセルタワービル」はまだ“取得可能” 取り外された「カプセル」の“意外な譲渡先”とは

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松竹が取得して“地元”に復活

 東京・銀座に鎮座し、国内のみならず世界中の建築家から注目されていた「中銀カプセルタワービル」が解体されて1年が経った。同ビルは「メタボリズム(新陳代謝)運動」を率いた建築家の黒川紀章氏が、その思想を織り込んで自ら設計し、1972年に建てられた稀有かつ貴重な建築物。解体時には20以上のカプセルが取り外されて保存された。あのカプセルはいまどうなっているのか? その後を追った。【華川富士也/ライター】

 10月上旬、東京・築地の東劇ビル隣接地で「SHUTL(シャトル)」というスペースがお披露目された。...

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