田中角栄 赤坂の料亭で流通前の新1万円札を取り出して…他の政治家には絶対にマネできない「カネと女」の流儀とは

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「ロッキード事件」を受け、田中角栄に懲役4年・追徴金5億円の実刑判決が下されたのは40年前の1983年10月12日だった(87年に控訴は棄却され、上告審中の93年に田中は亡くなっている)。金権政治のイメージが付きまとう田中だが、「カネ」そして「女」に関して独特の流儀があった(以下は週刊新潮2018年5月17日号の内容です)。

〈田中角栄のカリスマは、金を最大公約数とし、最小公倍数に、彼の実人生上の神話がある〉

 長らく角栄の金庫番を務めた愛人、佐藤昭女史をルポした「淋しき越山会の女王」の中で、著者の児玉隆也はそう書いている。...

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