認知症を防ぐ「栄養バランス食」と「昼寝」の奥義 1時間以上昼寝するとリスク増

ドクター新潮 ライフ

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 われわれの脳は、幼い頃にとどまらず高齢になってもなお、新しい神経細胞を生み出すことができるという。「メモリークリニックお茶の水」院長で東京医科歯科大学客員教授の朝田隆氏が語る、認知症を防ぐ「栄養バランス食」とは。

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「老人脳」でも心臓病やがんでも、予防のためにできることは運動・栄養・休養の三つに尽きます。加えて脳の健康維持においては「知的トレーニング」も大きなウエイトを占めることになります。

 運動をすることで、脳の血管の再生や海馬の「歯状回」という箇所での神経新生、さらにはシナプス(神経細胞の間をつなぐ接点)同士の結びつきがよりフレキシブルになる「神経可塑性」が増進されるといわれています。...

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