「人はみんな平等」なんて大ウソ! 大河ドラマでも注目『源氏物語』の世界の厳しすぎる身分制度

社会2023年11月06日

最高権力者である藤原道長と男女の関係だった紫式部。彼女自身は上流貴族から祖父の代に零落し、夫も亡くし、道長の「お手つき」となり、その娘の家庭教師に甘んじた。「落ちぶれ感」を抱えた彼女が「もうひとつの人生」を求めて書きはじめた物語には、階級社会に渦巻く激しい嫉妬が描かれている。図は『嫉妬と階級の「源氏物語」』(新潮選書)より

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