「次は絶対ない」阪神・岡田監督の妻が明かす来季以降の進退 「主人は人生最後の忙しさを楽しんでいる」

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「自宅で観戦していた方が気楽」

 日本シリーズ中の岡田監督への気配りは、

「リラックスしてもらうために、いつもと同じ生活をしようと思っています。特別な会話などはせずに、私は家事をして、主人はテレビを観てと。球場に足を運ぶかどうかも決めていません。自宅で観戦していた方が気楽なんです。そういえば今日、主人は出かける前に家で野球の早慶戦を観ていました」

 早稲田大出身の岡田監督は、後輩たちのプレーに熱いまなざしを向けていたという。今オフの過ごし方に関しては、

「日本シリーズが終了した後も年内は多忙を極めます。すぐに秋季キャンプが始まりますし、優勝パレードやファン感謝デーなどの球団関連イベントも目白押しです。後援会の方々に開いていただくパーティーなどのお座敷だって絶えません。年が明けてやっと一息でしょうか。でも、この10年ほどは割とのんびりしていましたから、忙しいのはありがたいことです」

「次は絶対にない」

 来季以降の進退について話題を振ると、

「監督の契約期間は今季を含めて2年間です。来季が最後になるのかどうか厳密にはまだ分かりませんが、いずれにせよ主人は、長く続けることはないでしょう。今回の契約が切れたら次は絶対にない」

 若干の契約延長はあるかもしれないが、この阪神での仕事を最後に近い将来の監督引退を見据えているということか。

「主人は人生最後の忙しさを楽しもうとしています。これが最後だと思えば、しんどいことも楽しめるじゃないですか」

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