「寿命が残り何年でもそれほど変わらない」 横尾忠則が語る残りの人生と健康

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 前回は「人間、死んだらどうなるか」を僕なりにあれこれ妄想しましたが、今回は現実的な話に戻して、死ぬまでの間、どう生きるか、を妄想してみようと思います。

 今年、87歳になりましたが、まさか、この歳まで生きるとは思ってもいませんでした。子供の頃は病弱だったらしく、医者は「ウーン!?」と首を傾げていたそうです。もし、その時の医者がおられたら、今の僕はとても想像できなかったと思いますが、大病を患ったという記憶はあまりありません。国民学校に入学した時、足の大ケガで2ヶ月ばかり休んだ以外は、学校を病気で長期欠席した憶えはありません。...

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