重量挙げ五輪メダリスト「三宅宏実さん」が明かす“遠距離”新婚生活 大学後輩の夫と「電話やラインは毎日。ケンカになっても先に謝ってくれます」
これからもよろしく
「彼は優しいし、一緒にいると楽しい。ケンカになっても先に謝ってくれます」
ともに東京五輪を目指したが、中山さんは手首を痛めて18年に引退。宏実さんの競技を見守ることになった。そうして東京五輪が終わり、2月、
「女性として、誰もが憧れるプロポーズ。うれしかったですね。“これからもよろしく”と答えました」
入籍は今年8月4日だが、同居はまだ。宏実さんは選手時代から所属する、いちご株式会社でコーチとして週5日指導する。加えて、国際重量挙げ連盟理事、日本ウエイトリフティング協会の常務理事なども務めるという多忙さだ。
そして中山さんは故郷・山梨県笛吹市役所の観光課職員として働きながら、高校で指導を行う。会えるのは月1、2回。
「でも、お互い後進を育てる夢があるので、すぐに切り替えられます。電話やラインは毎日。私は一人暮らしなのですが、料理が苦手なので、彼が心配して夕食の写真を送るように言われているんです」
宏実さんといえば、義行さんとの二人三脚で活躍してきたことが知られている。これからは中山さんとの長い二人三脚の日々が待っている。