重量挙げ五輪メダリスト「三宅宏実さん」が明かす“遠距離”新婚生活 大学後輩の夫と「電話やラインは毎日。ケンカになっても先に謝ってくれます」
2年前の東京五輪、この場を競技人生の集大成として臨んだ三宅宏実さん(37)の結果は、「記録なし」という不本意なものに終わった。今にも泣き出しそうに両目を固く閉じ、両手を振って会場を後にする姿を覚えている人も多いだろう。
もちろん、宏実さんが残してきた実績は忘れようがないほど輝かしい。伯父・義信さんが金と銀、父・義行さんが銅メダル保持者という、重量挙げ界のサラブレッドとして育ち、18歳でアテネ五輪に初出場すると、連続で夏季五輪5大会に出場。2012年のロンドン五輪では銀、16年のリオ五輪でも銅メダルを獲得した。...