新衆院議長・額賀福志郎氏に「あんな人で大丈夫?」と冷笑の声 「終戦記念日に不倫」で人望を失った過去も

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 内閣総理大臣、最高裁判所長官と並ぶ“三権の長”の一人が衆議院議長。その権威が失墜しつつある。

「10月20日、体調不良を理由に細田博之氏が衆議院議長の職を辞しました。細田氏はその1週間前に会見で、かねて指摘されていた女性記者へのセクハラ疑惑について言及。そこでは終始潔白を主張し、“男性に対するハラスメントだ”と開き直ったんです」

 と言うのは政治部デスク。

「以前から、細田氏の女好きは永田町で有名でした。複数の社が参加する懇談形式の取材では、女性記者が隣に座らないとロクに話をしません。座れば手を握るなんて毎度のこと。ある女性記者は休日に細田氏から電話を受けた際に“あなたの自宅近くを散歩している。会えないか”と誘われたとも。ストーカーまがいの振る舞いに“怖くて固まった”と青ざめていました」

 会見場で細田氏は告発は一件もないとして「単なるうわさ話」と繰り返した。が、自民党内からは、いまも「セクハラ疑惑への説明は不十分」「議長を辞めることで幕引きを図ろうという魂胆がミエミエ。議員も辞めるのが筋」(党幹部)との厳しい声が伝わってくる。

最高顧問というお飾りに

 そんな細田氏の後任に選ばれた額賀福志郎元財務相は、当選13回を誇る大ベテラン。かつては名門派閥の平成研究会(現・茂木派)で会長を務めたこともある。

「評判は決して良くありません。平成21年に派閥のトップに就任しましたが、選挙の際にはカネを出さず、所属議員の応援には出て来ない。超のつく事なかれ主義のせいで人望に乏しく、永田町では“あんな人が議長で大丈夫か?”と軒並み冷笑されている始末」(前出デスク)

 派閥では最高顧問を務めるが、「重厚感や威厳が皆無」との評も。ここ数年で最も耳目を集めたのは5年前。会長職だった折に仕掛けられた“額賀降ろし”だったというから情けない。

「以前から額賀氏の指導力不足や拙い派閥運営に不満を訴えていた参院平成研の21人が、派閥の会合を集団で欠席して額賀氏の退任を訴えたんです。額賀氏はロクな反論もできないまま、最高顧問というお飾りに追いやられました」

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