小室夫妻「2億円豪邸」お引っ越しの裏に「フォーダム大人脈」か オーナー、前所有者が取材に語ったこととは?

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副学部長の女性が…

 現地の事情通が続けて、

「報じられた物件は、日本人駐在員も多く住むニューヨーク州ウェストチェスター郡の中でも、最高級とされるスカースデールという町にあります。マンハッタンから北に30キロほどの場所で、およそ480平方メートルの敷地に立つ瀟洒(しょうしゃ)な2階建て。改装を経て築90年を超すという格式ある館です」

 気になる家賃は、

「現地の相場で月90万~100万円といったところでしょうか。ヘルズキッチンのアパートと大差なく、それでいて間取りは3ベッドルームに2バスと、夫婦二人では持て余します。子どもができても安心で、となれば日本から母親の佳代さんを呼び寄せるプランも現実味を帯びてきます」(同)

 このスカースデールは、かつて元国連事務次長の明石康氏や故・坂本龍一氏も住んでいた「ニューヨークの軽井沢」とたたえられる高級住宅地。教育水準も米国で指折りの高さだという。

「所有者夫婦の夫は世界的IT企業の研究員で、妻はニューヨーク州最高裁で法務専門員を務めています。また8月下旬、この夫婦に物件を売却した人物とは、長らくフォーダム大学ロースクールで副学部長を務めている女性に他なりません」(同)

 ちなみに小室さんの留学が判明した直後の18年7月、この副学部長は本誌の取材に対し、

〈小室さんが、わが校の学生となることは確かです〉

 そう答えながら、

〈わが校は米国における法学教育のリーダーとして認知されています。また、全米の大規模法律事務所トップ100に雇用されている卒業生数において、9位にランクされています〉

 などと、ひたすらPRに努めていたのだった。

なおも「特別扱い」を

 今回のキーマンである副学部長やその家族は、件の一軒家を十数年前から所有していたという。

「その家が、小室さんのアパートの契約切れのタイミングで売りに出され、ニューヨークの法曹界で知られた女性に買われたかと思えば、直ちに貸し出される。物件を探していた小室さんが偶然たどり着いたのではなく、お膳立てができていたとみるのが自然です。副学部長の家に住むとなれば何かと詮索されるため、中国系夫婦に因果を含め、外見上は他人を挟んで大学の痕跡を消そうとしたのでしょう」(前出・事情通)

 何しろフォーダム大は、HPで小室さんを「プリンセス・マコのフィアンセ」と持ち上げ、また新入生で1人しか選ばれない返済不要の奨学金を給付するなど、完全に特別扱い。卒業後も「ロイヤル」とのつながりを保ちたい大学からすれば、新たな“特権”にはカムフラージュが必須だったというわけだ。

「小室さんの住むアパートには現在、カメラマンの姿が目立ち始めています。ですが、大のディア嫌いで知られる夫婦ですから、引っ越しを取りやめたそぶりを見せ、ほとぼりが冷めた頃にひっそり......などと、アクロバティックな動きも十分予想されます」(同)

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