秋篠宮家で二つ目の「引っ越し問題」が危惧される理由は

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「引っ越し」への注目度は高い

 秋篠宮様ご一家にとって、「引っ越し」は鬼門なのだろうか。改装された秋篠宮邸に、ご一家の中で佳子さまだけが引っ越されない件では、宮内庁の対応をめぐり、さまざまな声が飛び交ってきた。後手後手に回りながらも、宮内庁側は佳子さまの別居の理由やコストに関して、ある程度の説明をしてきたのだが、ここへ来て、今度はニューヨークの小室圭さんと眞子さんの「引っ越し」もまた注目を集めつつあるのだ。

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 もっとも、こちらは別居といった話ではなく、夫妻が一緒によりよい環境に移るということなので、本来ならばとてもおめでたいことである。が、それだけで終わらないのが鬼門たるゆえんだろうか。

 その「新たな引っ越し問題」は後編でお伝えするとして、まずは、最初の「引っ越し問題」の経緯を振り返ってみよう。

コストや経緯の説明が後手に回り

 2020年3月に始まった秋篠宮邸の改修工事が終わったのは昨年9月のこと。

 これを受け、今年3月までにご一家は仮の住まいである御仮寓所(ごかぐうしょ)から新しくなった秋篠宮邸に引っ越される予定だった。

 ところが、今年1月から、佳子さまだけが引っ越しされないのではないかという情報が伝えられるようになる。

 そして半年近くたった6月30日、秋篠宮家を担当する皇嗣職トップである加地隆治大夫が定例会見でその事実を認めるに至った。

 しかし、その際の説明が新たに物議を醸すこととなってしまう。

 宮邸の改修経費を削減する必要が出てきたため、ご一家で相談された結果、眞子さん(相談時は小室圭さんと結婚前)と佳子さまのための部屋を設けることなく、お二人が分室(旧・御仮寓所)に引き続きお住まいになるようプランを変更したとのことだった。

 この変更により、経費が増えたわけではなく、むしろカットできたという説明なのだが、その金額などについての具体的な説明がなかった点が、担当記者らも含めて、何となくモヤモヤを残す結果となってしまう。

 そのため、9月11日、紀子さまが57歳の誕生日を迎えられた際にも、記者から秋篠宮邸や佳子さまの一人暮らしに関しての質問がされ、これにかなりの長文でお答えを寄せることに。

 税金が投入されている以上、情報公開は必要だろうが、一方で皇族が自らの口でご説明なさらねばならないような事態となったことについては、宮内庁の危機管理能力や広報体制の問題点を指摘する声もあるようだ。

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