大炎上「高齢者は“延命治療NO”宣言を」がスルーした「延命治療現場のリアル」 高齢者の9割は「延命治療はせず、自然に任せてほしい」と思っている
〈すべての高齢者が「延命治療を望まない」と宣言してほしい。これで孫の世代の生活は少しは良くなります〉――著名実業家のこんな過激な投稿が波紋を広げている。これだけ見ると、日本の高齢者の多くが“生にしがみついている”ように思えるが、「現実は違う」と専門家は指摘する。当事者たちが語る延命治療の実態とは――。
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10月27日、問題の投稿を自身のSNSに上げたのはソフトバンク取締役副社長やクアルコム日本法人社長などを務めた財界人の松本徹三氏(83)。...