「娘は毎日“劇団に居たくない”と泣いていた」「1日20時間労働」 宝塚劇団員の親たちが明かす「凄絶ブラック労働」の実態

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 現役タカラジェンヌの自殺という未曾有の事件は、100年以上の歴史を誇る宝塚歌劇団の深奥に横たわる闇を暴くことになった。父兄らが重い口を開き告発するのは、令和の時代にそぐわない劇団の不当な労働契約と劣悪な労働環境だ。秘密の花園の酷薄な舞台裏とは――。

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 宙(そら)組娘役のAさんが9月30日に兵庫県宝塚市内の自宅マンションで亡くなってから、早くも1カ月が経過した。いじめを苦にした自殺ではないかとの疑惑は残ったままで、その余波は未だに収まらず、10月20日には宝塚歌劇団が宙組公演の全日程中止を通知。...

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