「レギュラー0本」でも意外な声が…当て逃げ→活動自粛でわかったフジモンの業界内評価とは
“当て逃げ”で活動自粛中のお笑いコンビ「FUJIWARA」の“フジモン”こと藤本敏史（52）だが、自粛に入ってから彼が出演する番組には「この番組は○月○日に収録したものです」のテロップが目立っている。こんなに出ていたのか！と意外に思う人も少なくないだろう。
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【写真をみる】“当て逃げ”してしまったフジモン 公表された謝罪の内容とは？
藤本が運転する車が、東京・渋谷の交差点で別の車と接触事故を起こしたのは10月4日だった。ところが、彼は警察に通報せずに、その場を去った。被害者が通報したため、事故が発覚したという。
所属事務所の吉本興業が藤本の当て逃げ事故を公式サイトで公表したのは、1週間後の11日だった。藤本はこうコメントを寄せている。
《この度は事故を起こしてしまい、また、事故直後に適切な対応ができておらず、浅はかな行動をとってしまい、被害者の方に対して大変申し訳ない思いです。被害者の方には、ご多忙の中で直接謝罪させていただく機会を設けていただきました。この度のことで自分が情けなく思うとともに、このような被害に遭われたにもかかわらず、逆にお気遣い、励ましのお言葉をいただいた被害者の方には、言葉では言い尽くせない思いでいっぱいでございます。》
テレビのワイドショーや報道番組も、翌12日から次々と報じ始めた。そして同日夜に放送されたのが、ダウンタウンの浜田雅功がMCを務める「プレバト!!」3時間スペシャル（TBS／毎日放送制作）だった。番組名物の“俳句”で、藤本は永世名人だ。俳句のコーナーに変わった途端、《この放送は9月8日に収録しました》のテロップが飛び出した。
その後もテロップ処理された彼の出演が続いている。
■レギュラーは0本
●10月14日「さんまのお笑い向上委員会」（フジテレビ）は《9月8日に収録したものです》。
●10月15日「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで！」（日本テレビ）は《8月30日に収録しました》。
●10月17日「コムドットって何？」（フジ）は《9月24日に収録したものです》。
●10月18日は藤本本人の立ち会いの下、実況見分が行われたというニュースが流れる中、「水曜日のダウンタウン」（TBS）は《8月19日に収録したものです》。
●10月21日「さんまのお笑い向上委員会」（フジ）は《9月8日に収録したものです》。
テロップが出るたびに「フジモンって当て逃げ事故を起こしたんだっけ」と思い起こしてしまう人もいそうだが、とにかく出演が多いことがわかる。民放ディレクターは言う。
「実は、彼のレギュラー番組は0本です。本人も番組で自虐ネタにしていましたが、『キニナル金曜日』（TBS）という通販番組が6月に終了したのを最後にレギュラーがなくなりました。といっても、単発やゲスト、準レギュラーの番組はいくらでもあります。そのため、活動自粛になってからも出演が続いているのです」
事故後に出演が続くのも珍しい。
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