ある日、突然「僕、パパが欲しい」と泣かれ…華原朋美が語る4歳息子との日々「今度のツアーには連れていきます」
小室氏との別離で傷ついて「故障した」
かつては線の細いイメージがあったが、今はたくましい印象を受ける。
「振り返ると、あのころは小室哲哉さんとの別れが相当、辛かったんだと思うんですよ」
華原と引退した安室奈美恵さん(46)、TRFらは小室ファミリーと呼ばれる一方、華原は小室氏と1995年から約3年間交際していた。華原は小室氏との別離後に傷ついていたころの自分を「故障した」と表現する。
「故障したことで、強くなったと思いますよ。傷つかないと分からないことって、ありますからね。でも小室さんにはたくさんの名曲をつくっていただき、とても感謝しています」
今は前だけを見ているようだ。
「現実は受け入れなくてはならないという気持ちが強くなりました」
2023年からは個人事務所「株式会社オフィス華原」の代表取締役でもある。強くなくては、やっていけない。
「『今、私が活動しないでどうするんだ』と思っています。年内には『華原朋美ミュージックスクール』も作ります。歌を教えたい。これから歌手になりたいと思っている子供たちに、私自身が28年間学んできたことを教えていきます。私のステージで一緒に歌ってくれるようになったらと思っています」
「僕、パパがほしいんだ」…愛息に泣かれて再婚を意識
1児の母親でもある。2019年に男児を出産し、シングルマザーになった。その後、2021年に別の男性と結婚したが、詐欺に遭い、2021年に離婚した。
「息子は今、4歳。本当にかわいい。ママをやりながら、お仕事をして、生活しているのが、凄く楽しい。息子は能天気なくらいに明るいところが私と似ています(笑)。ベビーシッターさんに預けて仕事に出掛ける時、息子は『ママいってらっしゃい。上手に歌ってくるんだよ』と言ってくれるんです。ベビーシッターさんにお任せ出来るのはとてもありがたいのですが、正直さびしいです」
それでいて甘いばかりの母親ではないようだ。
「息子がやってはいけないことをやった時は目力で叱ります。例えば最近、私のことを叩いたのです。人のことを叩くのはいけないことだと教えなくてはなりませんので、その時は鬼のような目力で伝えました。私が涙を流しながら伝えることもあります」
華原流教育法とは?
「今は人生で一番大切な成長期ですので、本人がやりたいことは何でもやらせています。例えばパズル。大好きなんです。2歳の時には4歳児用のパズルが終わっていたんですよ。今は10歳児用のパズルにチャレンジしてるんですが、次は大人用のパズルになってしまうので、探すのが大変そうです(笑)」
息子に新しいお父さんが出来る可能性もあるのだろうか。
「そうですね。息子がある日突然、目から溢れんばかりの涙を浮かべて、『僕、パパがほしいんだ』と言ってきたことがあり、その時から再婚も考えるようになりました」
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