“親孝行の精神“は絶滅寸前で珍現象も…中国の介護問題が日本よりはるかに深刻なワケ

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中国経済不調の“元凶”はさらに深刻化

 中国政府がようやく重い腰を上げた。

 国会にあたる全国人民代表大会が10月24日、今年の新規国債の発行を1兆元(約20兆5000億円)増額することを決定した。年度途中での予算修正は、中国では異例だ。

 これまでの財政出動は地方債が中心だったが、地方政府の財政難が深刻化しており、これ以上の発行は困難となっている。このため、財政悪化を招く経済政策に後ろ向きだった中央政府が、やむなく国債を発行して資金を調達することになった形だ。

 増額分は今年の夏に豪雨被害を受けた地域の経済復興に充てる計画だ。...

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