“覚悟のセミヌード”も奮わず… 今回は「裸」になった前田美里(27)、決断に込めた思い
最初は探り探りで…
――最初にヌードになったのはどのシーンですか。
前田:3日間ロケをしているんですけど、最初のヌードは1日目の山梨で撮っていますが、実はこの写真集には入ってないんです。1日目の初めて撮ったヌードはデジタル版には収録される予定です。
――えっ、そうなんですか。最初のヌードとなると脱ぐまでに覚悟は相当必要だったのではないですか。
前田:一番最初の時はどうやって表現したらいいのか探り探りでした。あとあと見返してみると、やっぱりちょっと表情が硬かったりしますね。白い綿、雲みたいなものを並べて、その上で生まれたままの自分を表現する形で、めちゃくちゃアートな感じでした。
――出来上がった写真集を見てどうですか?
前田:本当に素敵な作品です。あと128頁という重みを感じました。表紙が、色んなところでご好評頂くことが多くて、自分でもすごく気に入ってます。
「ヘア」ではないワケ
――こういうヌードって、普通はヘアヌードになるケースが多いと思いますが、なぜヘアヌードではなかったんですか。
前田:グラビアをやってた時から処理が大変というか、水着からはみ出てないかなとかグラビアのお仕事をしていて気にしながらやるのも、集中できなくなってしまうので、じゃあない方がいいと全身脱毛していて、毛がないんです。ファンの方も「何でないの?」と言われたりするんですけど、何もないからです(笑)。
――もし次にヌードのオファーが来たら、どうか。今作を最後にするのか、それともまたやるのか。
前田:また違った形で作品が作れるのであれば、また挑みたいなと思ってます。
――これまで芸能生活で悔しい思いをしてきましたが、今回の写真集でそのリベンジはできましたか。
前田:ありがたいことに一番最初にフライデーさんで写真集を出しますと発表をさせていただいたときからいろんな反響をいただいています。写真集の写真もいろいろな雑誌に掲載していただいていますし、知られることの大事さを感じています。
――今後にこの勢いをどう繋げていくかが大事ですね。
前田:そうですね。今回一つ挑戦的な表現をしたことで、できる幅が広がったなって思っています。今、27歳でしか出せない写真集でもあると思うので、30歳になった時にさらに一個突き抜けた自分になってればいいなとは思います。
いつかは雑誌の表紙を飾りたいですし、ラジオのお仕事をしてみたい。あと写真を撮るのがすごく好きなので、逆に自分で撮った作品を作ってみたいっていうのもあります。やりたいことはいっぱいあります。
前編【グラビアアイドルが「ヌード」になるまで… 前田美里(27)が赤裸々に明かす「売れるタイミングを逃した」】からのつづき