“覚悟のセミヌード”も奮わず… 今回は「裸」になった前田美里(27)、決断に込めた思い

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前編【グラビアアイドルが「ヌード」になるまで… 前田美里(27)が赤裸々に明かす「売れるタイミングを逃した」】からのつづき

「日テレジェニック2014」にも輝いたグラビアアイドルの前田美里(27)が初の完全ヌード写真集「記憶の雫」(講談社)を発売した。うまくいかない芸能活動を打開するためにも臨んだヌードへの挑戦。一糸纏わぬ姿になった思いから、今後の目標について聞いた。【徳重龍徳/グラビア評論家】

――前田さんは2020年8月に「ヤングアニマル×LINE LIVE 誌面グラビア争奪オーディション」で優勝し、ヤングアニマルの誌面に載りましたが、そこが飛躍にはつながりませんでした。そこが芸能生活での後悔の一つですか。

前田:そうですね。雑誌に出れたところからもう一歩先に行きたかったんですけど、また先に行けずに沈んでしまいました。

――2021年7月に写真集を作るためのクラウドファンディングを実施しますが、現状を打開したいという思いがあったのでしょうか。

前田:はい。クラウドファンディングをやった2021年は、ちょうどデビュー10周年でもあったんです。ずっとグラビアをやっていて、雑誌や写真集に対しての憧れが強かったので、やっぱり何か形に残したいってなった時に、写真集だとなりました。

――クラウドファンディングを達成し、2022年に写真集「#カレのカメラロール」が発売されます。セミヌードですが、限界ギリギリまで脱いでいるなという印象でした。

前田:せっかくやるのであれば、とにかく人に見てもらえないと意味がないなと思っていました。そのためには、何か話題がないと見てもらえないとも感じていたので、写真集を作るとなったときから露出は自分で覚悟していました。これまで自分のことをなかなか知ってもらえなかったので、何かきっかけになればいいなと思っていました。

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