グラビアアイドルが「ヌード」になるまで… 前田美里(27)が赤裸々に明かす「売れるタイミングを逃した」

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「ヤンマガ」に一度載ったものの…

――そんなきつい思いまでしてなった日テレジェニックですが、そんなに効果がなかった。

前田:日テレジェニック全員で「週刊ヤングマガジン」のグラビアに一度載れたんですが、その後が全くなくて……。

 同期の葉月あやちゃんやその後に「恵比寿★マスカッツ」になる石岡真衣ちゃんはグラビアで活躍していたんですけど、私にはずっとやりたかった雑誌のグラビアのお仕事はこなかったんです。葉月あやちゃんは当時デビュー仕立てで、日テレジェニックになったことでいろんなお仕事に繋がっているイメージだったので、羨ましかったです。

――当時の事務所に営業力があまりなかったのかもしれないですね。

前田:そうですね。当時所属していた事務所の先輩はグラビアで活躍していたのに、私にはグラビアの仕事があまり来なかったので、自分には運がなかったのかなって納得させていました。

芸能界から一般職に就くも…

――日テレジェニックでの挫折を経て、その後の活動はどんな感じだったんですか。

前田:なかなか自分の思い通りの道を進めていないと感じていたので、外の世界を見ようと思って、一度芸能界を辞めて一般職に就いたんです。21歳のときでした。事務職をやっていたんですが、急にオフィスに行って毎日同じことをする生活が合わなくて。

――元芸能人が一般企業にいくとチヤホヤされて、自己肯定感が上がりそうな気もするのですが。

前田:私は逆ですね。表にお仕事してるときは、全然人見知りもせずに、割といけるタイプなんですけど、そうじゃなくなった瞬間に人見知りが激しくなっちゃって。ずっと下を向いて一日中誰とも話さなかったり、パソコンだけを見つめていたり。

 そんな感じじゃ周りも話しかけづらいじゃないですか。だからお弁当もずっと一人で食べてました。「ワンコインランチはどこあるかな」って調べて、一人でご飯を食べに行ったり。事務職なので、最低限の会話しかしないので、ストレスが溜まっちゃって、本当に仕事に行けなくなっちゃって……。

 このままでいいのか、やっぱり好きな仕事をしている方が自分は輝けるタイプなんだなと思ったので、1年ほどで芸能界に戻ってきました。

 芸能界で売れなかったという悔しさもやっぱりありました。1年間休んでいた期間、お仕事でご一緒した方がテレビに出ていたり、色んな媒体で出ていたりとかするのを見て、羨ましいなって思っていました。

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