サントリー新浪社長、ローソン時代に「謎の不動産取引」をしていた ハワイの億超えコンドミニアムを複数購入【写真あり】

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ファーストクラスでハワイへ?

 あるいはその際、新浪氏だけが高級コンドミニアムのペントハウスに宿泊していたということなのか。

「ツアーの日程は3泊5日。参加者は400人以上いたでしょうか。関西国際空港に集合し、エコノミークラスでハワイに向かいました。関空に新浪社長はいなかったのですが、ファーストクラスで向かった、といううわさが流れていました」(同)

 ハワイでは基本的に自由行動。ローソンからガイドブックを渡され、別料金で提示されるオプショナルツアーを、希望者が各々選ぶスタイルだ。

「2日目の夜には、クルーズ船『スターオブホノルル号』を借りて、オーナー全員と新浪社長、当時の玉塚元一副社長でフラダンスなどのディナーショーを見ました。新浪社長と絡んだのはその時だけ。彼は“10年間お疲れ様でした。また10年後に会いましょう”というようなことを言っていました」(同)

オーナーたちに「プレッシャー」を

 ちなみに、FCオーナーたちの「新浪人気」は決して高くなかったという。人気低下のきっかけとなったのは、半年に1度程度の頻度で展示場などを借り切って開催され、棚割りや商品レイアウトなどを勉強する「商品説明会」だ。

「元々商品説明会は息抜き的な側面が強く、ラフな格好でみんなで試食をしたり、お土産をもらったり、と楽しむ場所だった。それが新浪さんが社長になってからは“勉強会にそんな格好でくるとは何事か!”と怒ったり、それまでは子供も参加OKだったのがダメになったり、締め付けがかなり厳しくなりました。それ以降はお土産もなくなり、みんなスーツやジャケットで参加するようになった」(同)

 それだけではない。

「新浪さんは覆面調査員を店に派遣して点数を付けさせ、一定レベルに満たないと契約を更新しない、ということをやっていた。点数の基準は品ぞろえ、接客、清掃など。しかし、立地や客層で当然、品ぞろえには差が出る。それを一律の基準で測り、場合によっては契約更新しないというのはひどい、とオーナー側から声が上がっていました」(同)

 会議の場でローソン幹部らを怒鳴りつけたり、携帯電話を投げつけて骨折させたり、といった新浪氏の「パワハラ癖」については以前、本誌でお伝えした通り。どうやら、ローソンオーナーたちにも同様の「プレッシャー」をかけていたようである。

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