プール撮影会、検討会は“匿名”で関係者らの不安 “過激なフェミニスト”などの偏り懸念も「全くフラットな方たち」

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「どうしてもはみ出てしまう」出演者も苦労

 衣装やポージングのルール変更について、出演するグラドルたちはどう感じているのだろうか。

 出演した青山泰菜さんは「私はお尻が売りなので、ポージングが規制されたり、Tバックもダメになったのでちょっと制限されている感じはあります」といい、橋村依里南さんは「私の場合、バストのサイズが大きいので普通の水着を着てもどうしてもはみ出てしまう。着替えた方がいいと言われたら、その都度着替えています」と話す。

 肌の露出面積は水着を着る人の体型にもよるため、線引きは難しいようだ。それでも半年前にはなかったルールを守り、2023年の埼玉県でのプール撮影会は、大きな問題はなく終わった。

検討会は“密室”

 埼玉県公園緑地協会は10月2日、「埼玉県営水上公園における水着撮影会の在り方検討会について」という声明を発表した。今後はこの検討会によって、来年度以降のプール撮影会についての正式なルールが決められる。

 検討会は5人の委員会からなるが、「学識経験者(大学教授)」「経営者(経済団体役員)」「法律家(弁護士)」「事業関係者(広告代理店社員」「行政経験者(埼玉県職員OB)」と氏名や所属はすべて非公表。検討会の内容も原則非公開となっている。

 人選が分からない“密室”ともいえる中で検討会が行われることについて、植田さんは不安をのぞかせる。

「検討会に参加されてる方に、実際のグラビアの撮影会を知っている方がいるのか。委員の中に事業関係者とありましたが、果たしてその方が普段やっているイベントがどんな内容で、どんな規模かわからない。プール撮影会の何がエンタメ性を保持しているのか理解しているのかは気になっています」

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