ライブシーンの歌唱、パフォーマンスに本気を感じる「パリピ孔明」 口パクだらけの日本の音楽業界に一石を投じる良作

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 昔のドラマを観ると感じることがある。今はドラマ全体が薄化粧になったなと。ドーラン濃いめの年輩俳優は逆に目立つよね。世の中全体が薄化粧なのかもしれないが、たまに濃厚メークが懐かしくなる。ということで「めっちゃノーズシャドウ濃いわぁ!」と一瞬ときめいたというか、ザワついたのが「パリピ孔明」だ。

 諸葛孔明が現代にタイムスリップ、くすぶっている現代人を見事な戦略で救うっつう物語。孔明を演じるのは向井理。超巨大な帽子(綸巾〈かんきん〉というらしい)で小顔&長身がさらに強調され、浮世離れする感じ、適役ね。...

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