「お弁当一つに添加物が200種類も」 添加物を避けるための調味料の商品名をプロが解説
「食べ物こそが生活必需品」という意識の欠如
でも、よく考えてほしいのです。人間は、スマホで音楽を聴かなくても、YouTubeを観なくても生きていけます。しかし、食べなければ生きていくことはできません。つまり、昔もいまも生活必需品の筆頭は食べ物で変わらないはずなのです。
にもかかわらず、忙し過ぎるせいなのか、いつでも簡単にコンビニなどで食品を買えるようになったからなのか、いつの間にか「食べ物こそが生活必需品である」という意識が薄れているような気がしてなりません。だからこそ、コスパばかり意識して、安いけれど添加物塗れだったり、栄養価が低かったりする食事で腹を満たして済ませている。
コスパを優先して健康を害するリスクを抱えるよりも、ミネパを重視して健康に生きる。これこそが、最終的にコスパ最悪の「早死に」を避ける道だと私は思うのです。そしてまさに、味覚の秋は食生活を見直す絶好の機会なのではないでしょうか。
[6/6ページ]