元阪神の独立リーグ監督・坪井智哉がタニマチの金銭トラブルに巻き込まれていた! 取材に「だまされる方が悪い」
坪井智哉(ともちか・49)は、阪神入団1年目に新人最高打率を記録した期待のルーキーだった。しかし次第にけがに泣かされるようになり、2014年に引退。現在は独立リーグの監督としてチームを率いるかたわら、飲食業のプロデュースにも乗り出していたのだが――。
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坪井が1998年に記録したシーズン打率.327は、今もプロ野球史に残るセ・リーグの新人最高打率だ。あれから25年。横浜DeNAの打撃コーチを経た今も、北海道の独立リーグ「石狩レッドフェニックス」の監督として野球漬けの日々を送っている。
もっとも、そんな坪井にはもう一つの顔があった。
「坪井は実業家たちと組んでコーヒー豆やスイーツ、それにカフェやサプリメントまで幅広く商品や飲食業のプロデュースを行っています。『坪井珈琲プリン』がテレビに取り上げられたこともあり、近頃は本業の野球より、カネもうけに熱心な様子でした」
こう語るのは坪井をよく知る会社経営者だ。
「彼は昨年、イタリアの高級スポーツカー・マセラティも購入していますし、羽振りはよさそうだった。その一方で最近、厄介な金銭トラブルに巻き込まれてしまっていると聞いています」(同)
喫茶店の賃料が半年以上未払いに
トラブルの概要は以下の通りだ。まず、坪井がプロデュースしている大阪市内の喫茶店「スカイアフロカフェ」の賃料が半年以上未払いになった。さらに、その店舗を貸し出している不動産業者が不正な乗っ取りに遭い、刑事事件に発展しているというのだ。
前出の経営者が言う。
「そもそも坪井にとって、その不動産業者の男性はタニマチ的な存在。アメリカの独立リーグ時代に知人を介して知り合い、二人は十数年来の付き合いだという触れ込みです。坪井は男性から食事をごちそうされるほか、神戸の自宅を相場より安価な費用でリフォームしてもらうなど、あれこれ世話になっていました」
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