ヤクザがお祭りでの「踏んだり蹴ったり」の大ゲンカで逮捕 「SNSで拡散」を重視し当局が動いた

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指に包帯を巻いた

 その結果――、

「権太会側が、それなりのケジメをつける必要があるということになったようです」(同)

 その後、指に包帯を巻いた西田本部長が目撃されていることから、”ケジメ“の中身は想像できるところである。

 しかしそれから約3カ月、事態が別の展開を見せたことになる。ヤクザの世界でのケジメはついたものの、当局の方は黙っていなかったということなのだろう。

「SNSで拡散された点を警察は重くみたようですね。これによって“一地方で起こった血気盛んな人たちによる揉め事”のレベルを越えてしまった。加えて友田親子がファミリーで来ていたのもポイントだった。カタギを襲ったとまでは言いませんが、純然たるヤクザ同士の抗争ではないだろうとみた。さらに、市民が多く集まるお祭りの場所を一時的とはいえ騒然とさせたことも問題視したようです」

 と、担当記者。

 もっとも、被害者が加害者に対して厳罰を望んでいるかといえば、そうでもなさそうだ。竹垣氏によると、

「友田親子は警察から被害届の提出を求められたようですが、“ヤクザがそんなことはできない”と突っぱねたとのことです。双方、示談が済んでいるので、西田本部長らが起訴される可能性はそこまで高くないと見られているようです」

デイリー新潮編集部

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