“究極の隠し玉”と呼ばれた男も…まさかの「ドラ1位指名」で、プロで飛躍した名選手
大学中退後、消息不明に
今年もプロ野球ドラフト会議が10月26日に開催される。注目の“ドラフトの目玉”が複数の球団から競合指名される一方で、“隠し玉”や外れ1位など、本人も予想していなかったビックリ仰天のドラ1指名を受けた選手がいる。まさかの1位指名を経て、プロで成功した男たちを紹介する。【久保田龍雄/ライター】
60年近いドラフトの歴史の中で、“究極の隠し玉”として知られるのが、1986年の西武1位・森山良二である。
福岡大大濠高時代の81年夏に甲子園に出場、大会屈指の好投手と注目されたが、早稲田大進学を目指して二浪したあと、北九州大2部に入学。...