これで71歳! ピンキーこと今陽子が黒レザーで熱唱

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2010年から続く人気イベント

 10月14日から2日間、東京・墨田区の錦糸公園で行われていた町おこしイベント「すみだストリートジャズフェスティバル2023」のステージに、「恋の季節」でおなじみ、今陽子の姿が。しかし歌うのは往年のヒット曲ではなく、ジャズ楽曲だったそうだ。

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 今陽子といえば、55年前に17週連続でオリコン1位を記録した大ヒット曲「恋の季節」を歌った「ピンキーとキラーズ」のピンキーとして有名。200万枚超のヒットを飛ばした当時、彼女はまだ10代だった。

 しかし、この日、ロックテイストの黒いレザージャケットで歌う今陽子の脇を固めるのは、キラーズではなく、俳優でサクソフォン奏者の武田真治とジャズバイオリニストの牧山純子だった。この三人で名付けて「ホリプロドリームバンド」。

 出演したこのイベント、2010年から続いており、今年は墨田区内27会場で200組以上のバンドが出演。コロナ前には10万人が集まったこともある人気イベントで、この日の会場にも千人近い観衆が集まった。

「90歳までジャズ歌います」

 ピンキーとジャズの縁は深い。若い頃から洋楽志向が強く、2011年にはジャズアルバム「Love Seasons~恋の季節たち~」をリリース。現在も全国でジャズライブを行っている現役ジャズシンガーでもあるのだ。

 このステージでも最初の曲に選んだのは洋楽のジャズ曲。年齢を感じさせない力強い歌声で、アドリブを交えて歌唱した。

 ご本人も、

「私は昔『ナントカの季節』って曲を歌っていたけど、もともとはジャズを歌っていたんです。11月に72歳になりますが、90歳までジャズ歌います」

 と意気込む。

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