水道水が違うと髪の毛、肌に変化が… 「絶対に終電を逃さない女」が塩素除去シャワーヘッドを買って気付いた「人の心の乾き」
場所によって髪や肌の調子が違う
その奇抜なペンネームで注目を集め、若い世代の共感を集める文筆家の「絶対に終電を逃さない女」さん。2023年、初の単著『シティガール未満』を刊行し、さまざまな媒体で連載を持つ彼女が最近手にした、あるうれしいアイテムとは……?
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この約1年間、私は四つの場所を転々として暮らしていた。母方の祖父母宅、父方の祖父母宅、東京の旧居、東京の新居。環境が変われば人は変わる、というのは内面だけではないようで、場所によって髪や肌の調子が明らかに違うことに気が付いた。ある場所ではコンディショナーを使わなくても髪がさらさらになり肌に艶が出て、ある場所ではその潤いがうそだったかのように失われていく。
思い当たったのは水道水だった。肌触りが若干異なる気がしていたのだ。調べた結果、水道水に含まれる塩素が髪や皮膚のタンパク質を破壊することで乾燥しやすくなること、残留塩素濃度は地域によって差があることを知り腑に落ちた。
あの塩素の少ない水道水を一度知ってしまったらもう戻れない。乾燥しにくくなるぶん、ケアをする手間が減るのだから。その快適さを手に入れるため、私は塩素除去シャワーヘッドを購入した。案の定、取り付けたその日から髪の指通りが良くなり、毛穴が少し小さくなり、踵の皮膚が柔らかくなった。
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