「コンゴ投資」で被害総額27億円 “キーエンス出身”を自称する「イケメン実業家」が逮捕前に語っていた「近いうちに200億ほど手に入る」
「シンガポールかドバイに移住したい」
キーエンスといえば、「平均年収2279万円(2023年度3月期)」と報じられる日本トップクラスの超高収益企業である。そんな大企業を辞めて、夜の六本木に身を投じたということか……。
実は、逮捕直前の9月4日、ある実業家がX(旧Twitter)で船越容疑者について言及。そこにはキーエンス時代に同僚に対して詐欺行為を働いていたとある。船越容疑者はすぐに反応し、同日のうちに自身のXから<以前にキーエンスの人たちと金銭消費貸借契約を結んだのが事実。その後のやりとりは当事者同士の話であり、もちろんポンジや詐欺はしておりません>と反論している。
デイリー新潮では、キーエンスに取材を申し込み、「船越容疑者は御社の元社員か」「船越容疑者の被害に遭った社員はいるか」という点を質問したが、期限内に返答はなかった。
そんな船越容疑者、本業は“投資家”を自称していた。
「仮想通貨にはかなり明るい様子で、アイドルとNFTを結びつけるプロジェクトについて熱く語っていた。最近も、英語で書き込まれた契約書を見せられて、“近いうちに、これで200億ほどの金が入ってくるんです”と自慢げに話してましたよ。“大きな金が手に入って、投資先が決まったらシンガポールかドバイに移住したい”とも。あと、洋平は福岡出身ということで酒にはかなり強く、ハイボールやジントニックを朝まで飲み続けても乱れたりはしなかった。だから洋平を食事に誘うことは多くて、この夏にはベトナムに往復ビジネスクラス、ホテル全日スイートルーム、フルコースで招待してあげたばかりなんですよ」
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