「ネプリーグ」も「全国高等学校クイズ選手権」も…クイズ番組に“冬の時代”が到来、スター不在も影響

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クイズ番組は飽きられる

「さまぁ~ずの『クイズプレゼンバラエティー Qさま!!』(テレ朝)、くりぃむしちゅーの『今夜はナゾトレ』(フジ)、ヒロミ(58)と山里亮太(46)の『東大王』(TBS)なども、以前ほど数字が取れなくなっています」

 なぜなのか。

「かろうじて及第点と言えるのは、19年からレギュラー番組となった劇団ひとり(46)と佐藤隆太(43)の『クイズ!あなたは小学5年生より賢いの?』(日テレ)など、比較的新しいクイズ番組です。つまり、テレビ番組のジャンルとしては、クイズ番組は飽きられるのが早いんです」

 そうは言っても、「アタック25」は46年、「ふしぎ発見!」も37年続いた。

「『アタック25』は児玉清さん(1934~2011)の司会で人気となり、20%以上の視聴率を取ったこともありましたが、日曜昼過ぎの放送で、大阪のABCテレビ制作の番組でしたから、多少数字が落ちたところで、テレ朝も目をつむることができた。ですが、テレ朝としても近年は年間視聴率三冠王の夢が現実味を増してきたため、5~6%しか取れなくなった番組を無視できなくなったということでしょう。また、『ふしぎ発見!』は日立の一社提供番組でしたから、長く続けることができた。もっとも、この番組も世界を紹介するクイズ番組でしたが、コロナ禍で海外取材ができなくなり、放送が中止されたり国内ばかりを紹介する番組にせざるを得なくなり、視聴者も離れたのだと思います」

 草野仁アナ(79)が司会から離れ、「クイズマスター」という役割に変わったことも影響したかもしれない。

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