「師匠の無法と戦う姿に心を打たれた」 師匠を訴えて破門された吉原馬雀を受け入れた吉原朝馬が語る決意「彼のような若者が二度と出てこないように」

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 落語の世界も悲喜こもごも。昨年末に本誌(「週刊新潮」)が報じた師匠と弟子のトラブルが、思わぬ展開を見せている。

 三遊亭天歌を名乗っていた、当時二つ目の井上雄策氏(41)が、師匠の三遊亭圓歌(64)から繰り返し暴言や暴力行為を受けたと、東京地裁に訴え出たのは昨年暮れのこと。井上氏は圓歌から破門され、逆に名誉毀損で警察に被害届を提出されたが、このほど新たな師匠の元で再出発が決まった。

「昨年10月の破門後に高座名を返上して、落語協会には本名で所属していました。...

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