日大アメフト部で2人目の逮捕者 今回も同じ「大麻」だったのに「匿名報道」から急に「実名報道」に変わったワケ

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 日本大学アメリカンフットボール部の寮から大麻などの薬物が見つかった事件で、警視庁は10月16日、新たに同部の4年生・矢部鑑羅容疑者(21)を麻薬特例法違反(大麻譲り受け)の疑いで逮捕した。この事件に注目している人の中には、今回の逮捕報道に違和感を覚えた人もいたはず。なぜなら前回は「実名・顔出し」報道だったのに、今回は「匿名報道」で始まったからだ。捜査と報道の間にあった「ウラ事情」をお伝えする。

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 1人目の逮捕者となった3年生の北畠成文被告(21)が逮捕されたのは、日大アメフト部に最初の家宅捜索が入った直後の8月5日だった。...

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