「末端の組員まで切り崩せ」 6代目山口組の最新通達は何を意味するのか?
神戸山口組に対してか?
6代目山口組がまた新たに水面下で通達を出したという。具体的な中身とはどういったものだったのか?
過去の6代目山口組による通達を振り返ってみると、2種類に分類される。神戸山口組に対するものか、あるいは暴排条例やそれに関連して共謀共同正犯を意識したものだ。
例えば2021年8月に福岡地裁で工藤會のトップに死刑判決が下った際、「公共の場で銃器の使用を控えるように」との通達が6代目山口組から傘下組織に出されたことがあったが、これは後者、すなわち共謀共同正犯を意識してのものに該当する。...