有吉弘行は“ジャニロス紅白”の救世主になるか 民放局員が「かなり苦戦する」と予想するわけ

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「第74回NHK紅白歌合戦」の司会が10月6日に発表された。今回の司会陣は、今年前期の朝ドラ「らんまん」のヒロイン・浜辺美波(23)、現在放送中の朝ドラ「ブギウギ」のナレーション・高瀬耕造アナ(47)、来年後期の朝ドラ「おむすび」のヒロイン・橋本環奈(24)という朝ドラトリオに、お笑いタレントの有吉弘行(49)が加わった。

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 浜辺美波の司会起用は順当と言っていいだろう。デイリー新潮も9月11日配信の「浜辺美波で『あさイチ』も今年最高視聴率 『らんまん』効果で『紅白司会』に推す声」で既報の通りだ。

 橋本環奈も異論はないだろう。昨年、司会に決まった際には、NHKに貢献していない異例の抜擢と言われたが、堂々たる司会ぶりを発揮。今年は、来年の朝ドラヒロインという今後の貢献を引っさげての再起用だ。

 また、2018年以来、桑子真帆アナと和久田麻由子アナが交代で司会を務めてきたアナウンサー枠は、4月から大阪放送局に異動した高瀬アナというのは異例と言っていいかもしれない。民放プロデューサーは言う。

「ジャニーズの出演がゼロと言われる今年の『紅白』で番組スタッフが心配なのは視聴率でしょう。『紅白』の“生命線”とも言われる世帯視聴率35%を稼ぐためには、M3層(50歳以上の男性)とF3層(50歳以上の女性)を無視するわけにはいきません。そこで、MF3層がよく見ている朝ドラからの布陣ということになったのでしょう」

 さらに、有吉の起用である。万全の体制と言っていいのでは?

「有吉の起用は“ジャニロス対策”“若者の視聴率対策”とも言われていますが、果たしてどれだけ数字に繋がるのか。悲観的な見方をする人が多いですね」

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