急遽日本で開催された世界相撲選手権 ウクライナチームが大躍進を遂げた理由とは
ロシアでの開催予定が急遽日本に
「カマエテ! マッタナシ!」
外国人行司の掛け声で、金髪の女子選手が立ち合いから激しくぶつかり合う。
10月8日、東京都立川市の「アリーナ立川立飛」で行われた、世界相撲選手権大会の一コマだ。
コロナ禍の影響で4年ぶりに開催されたこの大会は、当初、ロシアのある都市で行われる予定だった。ところが、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻の中とあって、開催が不可能となり、急遽日本での開催となった。
そんな中、28の国、地域から集まった男女選手たちは、年齢層も幅広く10代から50代まで。...