【竜王戦第1局】小学3年生の藤井聡太を泣かせた伊藤匠が敗れる 3年前に語っていたライバル心とは
小学生時代に全国大会で敗れ、号泣させられた相手との同学年対決が始まった――。将棋の竜王戦七番勝負(主催・読売新聞社)の第1局が10月6日と7日、東京都渋谷区のセルリアンタワー能楽堂において公開対局で行われ、藤井聡太七冠(21)が挑戦者の伊藤匠七段(21)に82手の短手数で先勝した。藤井は、19回目となるタイトル戦で初めて、自分より年上ではない相手と対局したことになる。【粟野仁雄/ジャーナリスト】
勝利した藤井は「序盤から動きのある展開で、こちらが押さえ込まれてしまいそうな局面が続き、中盤にかけては自信の持てないことが多かった。...