出汁が決め手の京風カレーに、中国料理店のカリー炒飯も…日本一の激戦区で開催される「神田カレーグランプリ決定戦」

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 東京の神田・神保町エリアは、カレーを提供する店が400店以上ひしめく「日本一のカレーの街」だ。スパイスが効いたインド風の本格派から、欧風の優雅な味わい、お母さんが作るようなホッとする家庭のカレーまで、さまざまな味が楽しめる。

栄えある初代グランプリは

 予選を勝ち抜いた20店が出店し、投票によってグランプリを決めるイベント「神田カレーグランプリ決定戦」が11月4、5日に開かれる。当日は、小ぶりな食べ比べサイズのカレーが廉価で提供され、いくつものカレーを楽しむことができる。会場は神保町駅や小川町駅、御茶ノ水駅からほど近い「小川広場」(千代田区神田小川町3‐6)で、5日の夕刻にはファン投票でグランプリが決定する。

 どのカレーがグランプリの称号を手に入れるのか。過去にグランプリに輝いた名店のカレーを振り返っておこう。

第10回=MAJI CURRY 神田神保町本店
第9回=秋葉原 カリガリ
第8回=MAJI CURRY神田神保町店
第7回=お茶の水、大勝軒
第6回=100時間カレー B&R 神田店
第5回=上等カレー神田小川町店
第4回=100時間カレー B&R 神田店
第3回=日乃屋カレー 神田
第2回=インドレストラン マンダラ
第1回=欧風カレー ボンディ 神田小川町店

 栄えある第1回のグランプリは「ボンディ」。欧風カレーの名店として誉れ高い。「お茶の水、大勝軒」は、ラーメンとつけ麺の有名店だが、丹精込めて作られたカレーは、家庭のカレーを進化させ、抜群の味を極めた。

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