「ビッグモーター」不当解雇訴訟 原告男性が「あの会社はこれからも変わらない」と語る理由 和解成立の裏にあった「カネは払うが謝罪は拒否」「“退職強要”上司昇進」の仰天事実

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 元従業員が起こした「不当解雇」訴訟の控訴審は10月5日、原告と中古車販売大手「ビッグモーター」との間で和解が成立した。しかし内容を精査すると、裁判は同社の「実質敗訴」に終わり、支払い金額も「満額以上」になったという。一連の裁判を通じてビッグモーターのウソと保身に汲々とする姿を目の当たりにした原告男性が、和解に応じた理由と裁判の裏側を初めて明かした。

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 発端は2021年10月。茨城県内のビッグモーター店に勤務していた30代の車両整備士が「正当な理由もなく、上司の個人的な感情で解雇された」として、同社に約450万円の損害賠償を求めて水戸地裁に提訴したことに始まる。...

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